実演がみられます! プレバト 色鉛筆画家 三上詩絵先生 教室 展覧会など 日程あり

昨今、大人の趣味としてとて人気の高い「色鉛筆教室」そのなかでも TBS系列で放送されている「プレバト」で放送されている、リアルな色鉛筆絵画が気になる方も多いのではないでしょうか?

プレバトで色鉛筆絵画の講師をされているのは「三上詩絵」さん(色鉛筆作家)です。

私もリアルなネコの絵を初めて見た時に、こんな絵を描けるようになりたいと三上先生の著書を買い求め、直接ご指導頂ける教室に通ったことがあります。

三上先生と田中先生は東京北千住、土浦(茨城)、石岡(茨城)で定期的に教室を開催しています。ほぼ1年間が講習期間です。週2回行かれるかたもいらっしゃれば、週1回の教室もあります。

費用はおよそ入会金が15,000円、月謝は各教室やコースにより異なります。目安としては約7,000円~12,000円程度です。生徒さんは女性が多いですが、男性もいます。

色鉛筆は多色MAXを使います。色鉛筆の値段はメーカーにより様々ですが多色MAXは約1万円以上が目安です。色鉛筆を選ぶときには先生のアドバイスもありますが、個人的には持ち運びに楽な袋があると便利だと思います。

色鉛筆教室は、今はとても人気があり新規の生徒さんが申し込むのはなかなか難しいようです。

しかし「アトリエハートタイム」は未経験の生徒さんを優先して受講させていただけるので、まったく経験がない、でも色鉛筆の書き方を学びたいという方にはとても良い教室です。北千住の教室は定員5名ですが、ときどき空きがあることもあります。

教室の空き状況や受付方法や現在の待ち人数など状況についてはメールで問い合わせると連絡をいただけます。関心のある方は一度メールで問い合わせをされてみてはどうでしょうか?

また定期的に通うのは難しい、まずは最初はどんなところか行って雰囲気を見てみたいという方には「見学」という形もあります。教室自体が15人未満の少人数ですので、ゆっくりと指導を受けることが可能ですよ。丁寧な指導も人気の一つだと思います。

私が参加していたのは2年ほど前ですが、三上先生も田中先生もおっとりとユーモアを交えてご指導頂き、なかなか仕事で通えない日があっても自宅でもできる簡単な練習やイメージの作り方などをご指導いただきました。ほぼマンツーマンで受講者も先生も納得行くまで指導を受けられます。

通信レッスンなどは以前ご検討されていたことがあったようですが、先生が納得できる指導が難しいことから、あまり前向きには検討されていないようです。

遠方の方でも集中レッスンがありますので、まずはメールでの問い合わせが無難だとおもいます。

三上先生も田中先生も大変お忙しいのでメールの返事に時間がかかることがあります。

問い合わせに電話はご遠慮ください。

教室ではスケッチツアーが時々開催されています。

田中先生が引率されたイタリア・ドロミテのスケッチ展が1月22日から28日まで東京・京橋で色鉛筆の個展も開かれています。ぜひ一度足を運んでみてください。

田中先生がギャラリーに居る時間もありますので、教室のことをお伺いすることもできると思います。

三上先生は横浜の方で展覧会が開催されています。2020年1月15日~21日です。

色々な鉛筆作家さんの作品が展示されているので、自分の好みのものを探し、その先生の教室の通うのも新しい色鉛筆世界が広がって良いきっかけだと思います。

ギャラリータダ公式サイト

gallery DADA

横浜市西区高島2-18-1新都市ビル(そごう)9階
営業時間 :10:00〜20:00
横浜駅下車東西自由通路に入り→東口方向に向かって進む→2分ないし3分で横浜そごうにつき当たる→そごう9階フロア(ギャラリーダダ内です)

三上先生は以下のスケジュールで在廊予定です。

1月19日(日) 15時~17時 実演あり 実演は15時からの予定です

1月21日(火) 10時~16時

ぜひ足を運んで、三上先生の実際の繊細な絵を見てください。

すみだ北斎美術館 KATSUHIKA HOKUSAI

近くに住んでいるのですが、なかなか行く機会(きっかけ)がなかった、すみだ北斎美術館。THE SUMIDA HOKUSAI MUSEUM

たまたまであるのですが北斎視覚のマジックを開催中ということもあり、ようやくに行って参りました。

外国人の観覧者の方がとても多かったです。とても熱心に見ておられました。

Visual Magic: Exhibition of Masterpieces from Hokusai Museum, Obuse, Commemorating the 170th Anniversary of Hokusai’s Death

すみだ北斎美術館について

すみだ北斎美術館は、墨田区亀沢にある葛飾北斎の作品を集めた美術館です。

世界的にも著名な葛飾北斎は墨田区に生まれ、生涯ほとんどを墨田区内で過ごしております。 そのため、ここ墨田の地に葛飾北斎の美術館を開設したかったのでしょう。

美術館へは、大江戸線「両国駅」からは徒歩5分、JR「両国駅」からは徒歩9分の場所にあります。

錦糸町や押上方面からは、墨田区のコミュニティバス「すみまるくん、すみりんちゃん」で「すみだ北斎美術館前(津軽家上屋敷跡)」のバス停を使われると便利です。

美術館は3階と4階が主たる展示スペースになっています。只今開催中の北斎視覚のマジックは企画展示室で、またAURORAでは常設展示が行われています。

すみだ北斎美術館のパンフレットより、3階・4階のフロアガイド

入場料について

今回の北斎視覚のマジック開催中は一般1200円、65歳以上の方や高校生・大学生は900円で企画展示室と常設展示室の全ての展示を見ることが可能です。

また、常設展示室(AURORA)のみを見る場合はそれぞれ400円、300円と3分の1のお値段になります。企画展示がある場合にはすべて見られるようにすることをお勧めしますが、後述の通り、常設展示室のみでも結構楽しめそうでした。

年間パスポートが3000円で販売されており、年に数回ふらりとたちよったり外国の方を案内することが多い方はパスポートがお得です。

なお今回の企画展は、長野県の小布施北斎館から「富士越龍」他をお借りして開催しています。 そのため、次のような割引(20%オフ)があるそうです。

  1. 名前が「ながの」さん、「おぶせ」さんの人
  2. 長野県民の方
  3. ドラゴンの描かれている衣類・アクセサリーを身に着けている方
  4. 来館日がお誕生月の人(こちらは普段から実施の模様)

お名前や出身地、誕生月を変えることはできませんが、ドラゴンのアクセサリーやシャツならば対応できるかもしれませんね。

AURORA( 常設展示室 )について

AURORA(常設展示室)は北斎の年代ごと代表作を実物大のレプリカで展示しています。

世界の北斎として有名な富嶽百景シリーズが多いです。

the series Thirty-six Views of Mount Fuji

企画展の会場は全て撮影禁止でしたが、こちらはレプリカということもありフラッシュを使わない限りは撮影可能な展示物が多くあります。いくつか紹介します。

この撮影、結構楽しかったです。
また、年代ごとの展示がなかなか良かったです。

1階のミュージアムショップでは北斎のさまざまなグッズが販売されていました。

絵葉書やマすキングテープ、レターセットに外国の人が喜びそうなHOKUSAIロゴいりのお菓子もありました。時間を取って今度またご紹介したいと思います。

If you have any further question or something to know more about TOKYO.Please give us a comment.I will try to make youre request

サラ・ベルナールの世界展 ベルエポックのドレスにうっとり

ジスモンダ(Gismonda)のリトグラフの迫力 
ベル・エポックの華の大女優の世界に触れる

渋谷区松濤2丁目にある松濤美術館にて2019年12月7日(土)~2020年1月31日(金)の期間、「サラ・ベルナールの世界展について」が開催されています。 全国8箇所を回ったこの展覧会は東京が最後。東京で「ベル・エポック」の象徴であるサラ・ベルナールのコレクションをこれだけゆっくりと見られる機会は珍しく、とても充実したひとときを過ごすことができました。とても素敵な展覧会でしたので、ご興味のある方は1月31日までの開催期間中にぜひ足を運んでみてください。

会場:松濤美術館について

松濤美術館へは京王井の頭線神泉駅から徒歩5分、JR他の渋谷駅から徒歩15分のところにあります。他に渋谷区のコミュニティバスハチ公バスの丘を越えてルートで渋谷駅西口から4分で行くこともできます。
エントランスには傘立てとロッカーがあり、荷物を預けてゆっくりと見ることができます。

サラ・ベルナールの世界展について

サラ・ベルナールは19世紀半ばから20世紀初頭に活躍したフランスの女優です。
彼女はミュシャやラリックなどアール・ヌーヴォーの中心となる芸術家たちをパトロンとして支援しており、彼女をモデルとして多くの作品が作られています。 今回の展示では彼女の当時の写真や肖像画、衣装のほかそんな彼女を題材とした作品を多数展示しています。ミュシャやラリックの展覧会でよく見る「GISMONDA ジスモンダ」のリトグラフも運が良ければほぼ独り占めでじっくりと鑑賞できます。午前中だと空いているようですよ。

展示物について

作品の多くは撮影不可ですが、数点ほど記念撮影ができるものもあります。例えばこちらがその一例ですが、作品の横にこのようにパネルがありました。また、会場内のソファーでちょっとした休憩を取ることもできました。

もう一点ご紹介。彼女の”寝室”です。棺桶の中で眠るなど相当変わった方であったようです。周りの人との接触を断って自分だけの世界を持つために棺桶の中で寝るというスタイルを貫いたそうです。

展示物の中には彼女の歴代のボーイフレンドのポートレートや、プライベートショットもたくさんありました。歴代のボーイフレンドは彼女が繊細でインテリタイプが好みであったことが垣間見えますが、中にはギリシャの彫刻のような肉代美を誇る若い男性に惹かれた時期もあったようです。

また彼女が右足を切断したあと、屋外のベンチで台本を読む写真も印象に残りました。女優として切断した右足が見えないように、サラ・ベルナールならではの毛布でまるでラッピングのように包んでありました。

ジャック・ドゥーセ 《イブニングドレス》

一番見入ってしまったのは「ジャック・ドゥーセ」イブニングドレスでした。前方からのみでなく近くまで寄って後ろ側の細工まで360度すべての角度から見ることができます。繊細なレースやリボンの丁寧な細工は「ベル・エポック」の粋をあつめた素晴らしいドレスでした。

実際にサラが着用した舞台衣装ですが、彼女が想像していたよりも小柄な人であることが意外でした。リトグラフや写真では絶大な存在感を示す大女優ですが、実際はドレスの大きさから推測すると150cm台前半の小柄な人であったと思われます。サラ・ベルナールがこのドレスを着て演じた演目やその舞台を観覧に着たベル・エポックの世界への想像がふくらむ一着です。

さいごに

何箇所かで開催されたミュシャ展は結構な盛況でしたが、こちらは比較的落ち着いて鑑賞することができました。また、入館料が非常にお安い。
渋谷駅から少し遠くはありますが、かの松濤にある美術館ですしBunkamuraや東急百貨店本店からはすぐです。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

お土産もとても充実していました。マスキングテープなどの他に、「ジスモンダ」のフェイスマスクがユニークで思わず欲しくなりました。ノートやカード、展覧会のパンフレットなどちょっとお財布の紐がゆるみます。ギフトショップでの時間も多めにとることをおすすめします。

入館料一般500(400)円、大学生400(320)円、
高校生・60歳以上250(200)円、小中学生100(80)円