ライオン 株主総会 2020年度はお土産無しです。 新型コロナウィルス感染防止対策に向けたライオンの前向きな対応。

ライオン(東証 証券番号 4912)は本社が墨田区本所にあることや、日常の身近にある商品を扱う生活用品メーカーでもあることから、親しみもあり長い間株主として応援しています。

12月決算の会社であることから、毎年3月後半に両国の国技館で株主総会を行ってきました。第159会の株主総会は2020年3月27日に予定されています。

近年は、株主総会でお土産を配る会社も少なくなりましたがライオンは自社製品を参加者にお土産として配布していました。

お土産を楽しみに参加する株主の方は多いですね。

ライオンやマツキヨ(東証 証券番号3088)など生活関連用品メーカー、ドラックストア、食品メーカーなどの株主総会ではかなり充実したお土産をいただくことが多いです。

また役員の方との懇親会もあることから大企業ながら株主と経営陣の距離がとても近い会社です。歯磨きの「クリニカ」や食器用洗剤「Magica」の開発のお話などとても興味深い話をフランクな状態で伺うことができたりととても有意義に過ごせます。

しかし今年はやはり株主総会にもライオンならではの「気配り」がありました。

  • お土産の配布はなし
  • 懇親会は中止
  • 飲料の提供はなし
  • スタッフはマスク着用
  • 参加株主もマスクを着用し、基礎疾患がある方やご高齢の方、妊婦さん、乳幼児連れての参加は出席を見合わせることも検討(あくまでも株主側が判断)
  • インターネットでの議決権行使可能

現在、様々な場所でコロナウィルスに対する感染防止が求められている中、株主総会はどうなるのかなと思っていました。

しかしライオンから「株主総会」に参加する「株主」に向けた明確な対応が示されたことでとても安心しました。

詳細はライオンのウェブサイトにも掲載されています。

当社第159期定時株主総会における新型コロナウィルス(COVID-19)感染防止への対応について

12月決算、1月決算の会社は株主総会がこれから多く開催されますが、他の会社の対応も気になるところです。

ライオンは株主への還元がとても良い会社です。

2019年12月31日時点での株主は、1,000株以上保有している株主に対しての優待として新製品の詰め合わせを受け取ることができました。

2019年12月期の株主への株主優待商品です

今年度はまだ未定ですが安定して配当もあり、株主優待も、新商品が毎年詰め合わせでいただけるのでこれからも長く応援していきたいです。

配当金は安定して推移しています。