テレビ東京の旅もののスペシャル番組にすっかりはまっています。
低予算(なのは見ててわかる)で、やろうと思えば自分も同じことをできそうなゲーム性のある企画なのが面白いところでしょうか。
今回は、4月18日(土)よる6:30~8:54に放送された
「土曜スペシャル 千原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅5 貴乃花と伊勢神宮へ」を見て、感想を述べていきたいです。(写真は公式サイトからお借りしました。)
タクシー乗り継ぎ旅のルールは、スタートからゴールまでの全工程をタクシーを乗り継いで移動します。途中、1か所チェックポイントが設けられています。
タクシーの乗り方に関してルールが2つ
ルール1
タクシーは地元の人に呼んでもらわなければならない
ルール2
1回ギリ5000円分の距離しか乗れません。
があります。また、タクシードライバーのお名前に漢数字が含まれていると、その分長く乗れます。三木さんだと+3000円されて8000円分の距離を乗ることができます。
今回は和歌山県・湯浅をスタートし、チェックポイント:高野山・金剛峯寺を経て、三重県・伊勢神宮(内宮)を目指すルート。
ルートについて
スタートを湯浅で、チェックポイントを高野山にしているところが番組なりの優しさでしょうかね?これがもし、スタートが御坊あたりで、チェックポイントがなかったら・・・・
ルート選定で、つい国道425号を選んでしまったりすると、こんなことになってました、その場合タクシーを降りた瞬間に詰む感じだったでしょうね。といいますか、タクシーの運転手からその道は絶対に走りたくないと言われていたかもしれませんね。
今回のルートは次の通りです。
タクシー | 乗車場所 | 乗車時間 | 備考 |
1 | 和歌山県・湯浅 | 8:00 | |
2 | 有田川町・川口 | 8:40 | |
3 | 道の駅あらぎの里、あらぎ島 | 8000円 | |
高野山山中で徒歩、観光 | |||
4 | 高野山・金剛峯寺 | 16:00 | |
高野山下山中に徒歩 | |||
5 | 上古沢駅付近 | ||
6 | 橋本市市街地 | ||
7 | 下市口駅付近 | ||
奈良・吉野、宝の家付近に19:40到着。湯川屋に宿泊 | |||
出発前に吉野観光 | |||
8 | 奈良・吉野 | 9:00 | |
9 | 桜井市針道 | ||
山中を徒歩。きのこの館で昼食 | |||
10 | 東吉野村、きのこの館 | 12:10 | |
三重県松阪市飯高町木梶地区を徒歩。いろりカフェへ | |||
11 | 松阪市飯高町・木梶/栃谷、いろりカフェ WELCOME | 15:10 | |
12 | 松阪市飯高町森、黒瀧神社付近 | 15:40 | |
13 | 松阪市飯高町作滝、お茶屋 | 8000円 | |
14 | 松阪市広瀬町、カフェ和花葉付近 | 8000円 | |
15 | 伊勢市上地町、ハンバーグステーキ屋 | 6000円 | |
伊勢神宮(内宮)到着18:35。到着前に時間切れ |
ということで、今回は惜しかったのですが、失敗でした。
鉄道旅やバス旅と違い、タクシー旅の場合は正解ルート等はありません。それ故、考察するのも難しいのですが、どこかに改善余地はあったでしょうか。
まず1日目ですが、3回目のタクシー乗車時に、+3000円のボーナスがもらえています。その結果、集落を通り抜け、山中で下車することになり、そこから金剛峯寺まで徒歩で移動しています。もし、+3000円がなければ集落で下車でき、もう1回タクシーに乗れます。検証しきれておりませんが、おそらく丁度5000円で高野山山頂のどこかで下車できたはずで、そちらのほうが早かったでしょう。
ですが、1日目の目標は吉野にされていましたので、仮に1時間早く金剛峯寺を出発できていても、結局は同じように吉野に泊まっていたのではないでしょうか。
次に2日目です。番組中にスタッフが冗談っぽく言っておりましたが、朝一のタクシーに乗るまでに1時間半時間を費やしてしまったのは、やはり痛いですね。ただ、番組的には金峯山寺蔵王堂のシーンは不可欠だったと思います。せめて、スタートが8:30にできていたら、その後の展開も変わったのではないでしょうか。
この日は時間の大幅ロスがあと2回あります。きのこの館といろりカフェですね。
きのこの館は1時間、いろりカフェでは2時間半ほど時間のロスが発生しています。いろりカフェのある松阪市飯高町木梶/栃谷地区は、奈良県と三重県の県境であり、もともとの往来が少ないうえ、県が変わることで乗ってきたタクシーを再度捕まえることも困難だったのかもしれませんね。
最後、伊勢神宮(内宮)には35分遅れで到着しています。それゆえ、朝の吉野観光、きのこの館、いろりカフェの3か所で1時間から1時間半の時間が捻出できていたら、ゴールできていたのになと思った次第です。
もっとも、その場合は、最後伊勢市内でかなり歩いたかもしれませんけどね。