Androidのスマートフォンが朝から大トラブル。原因はWebViewでしたが、更新ボタンはない・・・

私はAndroidのスマートフォン(Oppo Reno A / 楽天モバイル)と、iPhone 8 (docomo)を併用しています。楽天モバイルは、他の記事にも書きましたが、色んな不具合があるものの概ね満足はして使えています。まぁ、トラブルを楽しむような感じです。

今日、2021/3/23は、朝一にLINEとヤフオクを確認したあと、朝ご飯を食べ、LINEに返信をしようとすると、立ち上がってはすぐ落ち、立ち上がってはすぐ落ちを繰り返すような始末。

Androidの利用経験上、こうなると設定のアプリ管理からLINEを探し、アプリの強制停止。それでだめなら、キャッシュの削除。で、それでもダメなら、データを消去まで行うと立ち上がることが多いです。

ただし、LINEの場合はデータ消去により、基本的には過去のメッセージのやり取りがすべて消えますから、バックアップをしていない場合は、覚悟が必要ですけどね。

事実、LINEの場合はこれでうまくいきました。

ただ、今回のトラブルはLINEだけに起こったものでなく、Yahoo!のアプリ群(ヤフオク!、Yahoo!メール、リアルタイム)、Amazon、またいくつかのソーシャルゲームなど、広く使えない状態になっておりました。

また、LINEは最初の1回でうまく繋がるようになったのですが、Yahoo!系などは、いったんデータ消去でつながるものの、10分もすると元の状態に戻るようなありさま。

お昼すぎにはいくつかのネットニュースで、Googleが提供しているWebViewに原因がある旨が報道され始めておりました。

AndroidスマートフォンでWebViewの不具合、一部アプリが起動できず

しかし、原因がわかったところで、対処できるのはまだ先で、結局夕方になってようやく、WebViewのアップデートが提供されたとのこと。

ですが、Google PlayのAndroidシステムのWebViewをスマートフォンで探してみても、特に更新ボタンはないのです。

人によってはあったようですけどね・・・

ですが、先に示したYahoo!系アプリの不具合は続いていてとても使いにくい状況。

色々探してみると、Google JapanのこのTweetにたどりつきました。

あ、そうか。Chromeも更新してあげないとダメなんだな・・・

おそらくですが、私の端末のWebViewはなんらかのタイミングで最新のものになっていたが、Chromeが最新でなく、アプリの再起動を繰り返していたようです。

詳しいことはまた別途調べていただいたほうが良いのですが、WebViewはアプリの中でWebを表示する仕組みで、基本的にChromeと表裏一体な面があるため、両方を更新してあげる必要があったんですね。

もし、今時点で、Androidのスマートフォンがおかしくなって治せないようと困っておられる方がいたら、参考にしていただければ幸いです。

Chromebookってご存じですか?IdeaPad Duetを使ってみたら結構よくて驚いています。

皆さん、Chromebookをご存知でしょうか?

Chromebookは、Googleが提供するChome OSが動くPCです。このChrome OSというのは、中身がAndroidに似ていて、Androidのアプリがだいたい動いたりはするものの、基本的には、Chrome ブラウザを使って、そのブラウザ上で何かアプリケーションを動かして使うことを基本としています。

Web上のアプリケーションとして、例えば、Twitter、Facebook、GMAILなどが普通に使えます。また、同じChromeブラウザではありますが、AndoridやiPhone/iPadのChromeブラウザよりも、PCのWebブラウザにかなり近くて、PCのChromeでしかできなかったことが、概ねChromebookでもできるようです。

ChromebookのPCは基本的にかなり低スペック。Windows10を動かす環境としては力不足な、メモリ4GB、ストレージ64GBで十分快適に使えますし、CPUも非力な例えばATOMやCerelonなどでも特に問題なくサクサク動きます。そのため、PC本体のお値段が高くないのがうれしいところ。

そんなChromebookのPCですが、実はこれまでのところ、あまり注目していませんでした。所有欲をくすぐられる魅力的なハードウェアがなかったというのが大きな理由。

だったのですが、6月に発売開始となったレノボのIdeaPad Duet Chromebook
見た目よし、サイズ感よし、お値段も税込44,880円ととてもお手頃。これは気になります・・・

早速、情報収集。
IdeaPad Duetは、本体とマグネットで接続されているキーボードが外せるいわゆる2-in-1といわれるタイプのPC。大きさ的には、iPadとだいたい同じ。背面にはこれまたマグネットでひっついているカバーがあり、このカバーにキックスタンドがついていて、Microsoft Surfaceシリーズのように立てて使うことができます。

このIdeaPad Duet。みんな考えることは同じようで、発売と同時に多くのレビュー記事が書かれ、そこそこの人気に。そして、7月後半にはもうどこでも売っていない状況になっていました。

ビックカメラにて購入!

そんな最中、ビックカメラの某店舗で様子をうかがうと、なんと1台在庫があるとのことで、下調べもそこそこに早速購入!

開封!そして立ち上げ!

IdeaPad Duet Chromebookのおさらい

IdeaPad DuetはこんなスペックのPCです。

プロセッサーMediaTek Helio P60T ( 2.00GHz オクタコ)Androidでは中の下クラスのSoCです。
ディスプレイ10.1″ WUXGA 1920×1200 IPS 10点マルチタッチ 光沢ありお値段の割にはかなり高品位なディスプレイといえそう。
メモリー4.0GBPCとしては少なく感じますが、十分な容量です。
ストレージ128GBChromebookはクラウド前提なので、さほど容量は要らないそうです。
内蔵カメラ背面:800万画素 + 前面:200万画素あまり高性能ではありません。可も不可なく使えると言った感じ。

御覧の通り、かなり非力な構成に見えますが、使ってみると非力さを感じることは全くありませんでした。できることが少々限られているのと、シンプルなOSだから、このスペックでもサクサク動くのかもしれません。

プロセッサー(SoC)は、MediaTek Helio。Chrome OSによくある、Intel Atome/Cerelonではなく、それよりもむしろ非力なのですが、実は、Intelでなく、ARM系なので、androidアプリとの互換性が高いというメリットもあるのです。

2週間使ってみて・・・

実際にIdeaPad Duetを2週間使ってみた印象をいくつか述べてみます。

良いところ

  • サクサクな操作感
  • 立ち上げが一瞬
  • 複数ユーザーで端末を共有する使い方ができる
  • バッテリーのもち(15時間以上使えます)
  • デザイン(好みでしょうけど)
  • Androidのアプリも今のところ普通に動いている

気になったところ

  • 文字入力面(フリックが標準では不可。Gboard導入でフリック可となるが、キーボードを外すと設定が変更され、自動で戻らない)
  • 折り畳みキーボードが特に固定されない
  • キックスタンドが少々出しにくい

IdeaPadそのものの良し悪しと、Chrome OSの良し悪しが混在していますね。

Chrome OS自体がまだまだ発展途上なので、文字入力などは今後よくなっていくのではないでしょうか?いずれにせよ、使ってみて、「当たり」だなと思う端末でした。

最後になりますが、今まで買えなかったIdeaPad Duet。
どうやら、Lenovoの直販サイトの在庫が復活してきたようですね。

興味のある方、お試ししてみて損はないと思いますよ。