【楽天ポイントの仕組みを解読!】3.お買い物マラソンについて

楽天ポイントシリーズ第三弾。今日は「お買い物マラソン」についてお話したく思います。

お買い物マラソンについて書きますよと以前から予告していたら、なんと丁度タイムリーなことに、2021年4月23日(金) 20:00~2021年4月28日(水)01:59の期間に開催されることになりました。

お買い物マラソンとは?

お買い物マラソンの期間内に、お買い物マラソンの対象店で購入した数に応じて、ポイントバックが増えていくキャンペーンです。

ちょっと購入時のポイント明細を見てみましょう。

上のほうには以前説明した、SPUのポイントが。そして一番下のショップ買い回り・・・のところがお買い物マラソンで新たに付与されるポイントです。

どのようにポイントがもらえるのかをこのように5店舗で合計165,000円のお買い物をした場合で説明していきます。

1店舗2店舗3店舗4店舗5店舗合計
購入価格30,000円15,000円35,000円65,000円20,000円165,000円

この時、ポイントはこのように付与されていきます。

1店舗2店舗3店舗4店舗5店舗合計ポイント
購入価格(円)30,00015,00035,00065,00020,000
1ショップ目購入時の買い回りポイント00
2ショップ目(+1倍)300150450
3ショップ目(+2倍)3001507001600
4ショップ目(+3倍)30015035019504350
5ショップ目(+4倍)3001503506508006600

このように、店舗数が増えると、期間内の購入分に遡ってキャッシュバックされるお得な仕組みなのです。

上のポイント図はとても複雑そうに見えますが、ポイントが発生するタイミングを無視して表を少し変形すると、結局はこういうことです。

総額165,000円の買い物で5ショップ買いまわると、4%の6600分のポイントが発生しているわけです。

1店舗2店舗3店舗4店舗5店舗合計ポイント
購入価格(円)30,00015,00035,00065,00020,000
1ショップ→0%000000
2ショップ→1%3001503506502001650
3ショップ→2%3001503506502003300
4ショップ→3%3001503506502004850
5ショップ→4%3001503506502006600

とてもお得な仕組みですが、このキャッシュバックは無尽蔵ではなく、上限が設定されており、「とても小さな字」で書かれています。次の画像をよくみてください。

そうです。上限は7000円。

さきほどの例では、5店舗の買い回りでもう6600円分のキャッシュバックを受けています。

ということは、残りはわずかです。
過去購入分にもポイント付与されますので、意外とすぐに上限に達するのです。

上記5店舗のあと、6店舗目で1000円を使ったとします。

1店舗2店舗3店舗4店舗5店舗6店舗合計ポイント
購入価格(円)30,00015,00035,00065,00020,00010,000
基本のポイント還元率1%1%1%1%1%1%
買い回り加算分0%1%2%3%4%5%
基本のポイント300300350650200100
1店舗目の買い回りポイント00
2 〃300150450
3 〃3001507001600
4 〃30015035019504350
5 〃3001503506508006600
6 〃000004007000

このように、6店舗目で上限に達してしまい、このあとは買い回りマラソンの加点ポイントは無くなります。

何ショップで買い回りをして総額いくらになると上限に達するかは昔ならった反比例の関係になるのですが、次表にまとめました。

総額90,000円を7ショップの場合ポイント還元は5400。ここで次のお店で10,000円買うと、総額100,000円で8ショップとなり上限の7000に達するという風に読んでください。

総額6ショップ7ショップ8ショップ9ショップ10ショップ
80,0004,0004,8005,6006,4007,000
90,0004,5005,4006,3007,000
100,0005,0006,0007,000
110,0005,5006,6007,000
120,0006,0007,000
130,0006,5007000
140,0007,000
還元されるポイント数

本当はこの上限がもう少し上にあると嬉しいのですが、それでも買い回りのみで7000円相当のポイント還元がもらえるのはなかなかお得ですよね。その際、SPUやスーパーDEALでも還元を受けられるので、オトク額はかなりのものとなります。

楽天を上手に使って、お得な生活を送りたいですね。

【楽天ポイントの仕組みを解読!】2.SPU(スーパーポイントアップ)について

またまた楽天のお話です。

前回の予告通りSPU(エス・ピー・ユー/スーパーポイントアップ)について今日はお話しようと思います。

SPUってなに?

楽天といえば、ネット上のショッピングモールである楽天市場。

確かに一番有名なのは楽天市場ですが、楽天は他にもたくさんのビジネスをやっていますね。携帯電話の楽天モバイル、球団経営の楽天イーグルス、電子書籍のKobo。楽天銀行もあれば楽天証券もありますね。

SPUは、日常の暮らしの中で楽天サービスを利用すればするほど、楽天市場でのお買い物がお得になるプログラムです。

詳しく見ていきましょう。

現在、SPUの対象となるのは次の16種類のサービスです。以前はここに楽天TV(イーグルスの試合のネット中継)や、楽天でんきなどがあり、また楽天ゴールドカードでも+2倍もらえることができたのですが、この4月からは無くなってしまいました。

この表に書かれているサービスの達成条件を全部達成すると、14.5倍となります。楽天市場での購入にはもともと1%の還元がありますから、合計で最大15.5%のポイント還元を受けることができるのです。

対象サービス倍率達成条件ポイント付与対象月間獲得上限
楽天モバイル+1倍契約があること楽天市場での購入金額5,000
楽天モバイルキャリア決済+0.5倍2,000円以上の支払い楽天市場での購入金額5,000
楽天ひかり+1倍契約があること楽天市場での購入金額5,000
楽天カード+2倍楽天カード(種類問わず)を利用して楽天市場で買い物楽天市場でのカード利用額5,000~15,000
楽天プレミアムカード+2倍楽天プレミアムカードを利用して楽天市場で買い物楽天市場でのカード利用額15,000
楽天銀行+楽天カード+1倍楽天銀行口座から楽天カードの引き落とし楽天市場でのカード利用額5,000~15,000
楽天の保険+楽天カード+1倍楽天の保険の保険料を楽天カードで支払う楽天市場でのカード利用額5,000
楽天でんき+0.5倍加入+利用楽天市場での購入金額5,000
楽天証券+1倍1回500円以上のポイント投資楽天市場での購入金額5,000
楽天トラベル+1倍1回5,000円以上の予約楽天市場での購入金額5,000~15,000
楽天市場アプリ+0.5倍アプリでの買い物楽天市場アプリ内での購入金額5,000~15,000
楽天ブックス+0.5倍1回1注文1,000円以上楽天市場での購入金額5,000~15,000
楽天Kobo+0.5倍1回1注文1,000円以上楽天市場での購入金額5,000~15,000
楽天Pasha+0.5倍対象商品の購入&レシート登録で、合計100ポイント達成楽天市場での購入金額5,000
Rakuten Fashion アプリ+0.5倍アプリで1回以上買い物楽天市場での購入金額5,000~15,000
楽天ビューティ+1倍1回3,000円以上利用楽天市場での購入金額5,000~15,000

15.5%還元というとものすごい割引ですね。ただ、達成するにはそれなりに苦労が必要ですね。光回線の契約を変え、楽天モバイルの端末でスマホゲームに課金しつつ、旅行に出かけ、Koboで電子書籍を読む・・・みたいな感じでしょうか。

なお、ポイント還元について次に関して注意が必要です。

  • 楽天カードが絡む4つのサービスは楽天カードで支払った場合のみポイント還元の対象となる。そのため、ポイントを利用して支払う場合には、還元率が下がる。
  • 楽天市場アプリは、アプリでの購入の場合のみ対象となる。
  • 個々のサービスに対し、それぞれ月額上限がある。例えば、楽天カードの+2倍は、普通の楽天カードの場合上限は5000ポイントに設定されているので、ひと月に25万円の購入で上限に達してしまう。

サービスによっては、月が替わるごとに条件を達成する必要があるものもあります。

例えば、街中で買い物したレシート登録でポイントがもらえるPashaというサービスの場合、毎月対象商品を探してクリアを目指すことになります。

とはいえ、Pashaのポイントは達成すれば当月内の楽天市場での購入分にも遡って適用されるようですので、特に急がず、月末までに達成するようにすれば良いと思います。

いかがだったでしょうか。楽天経済圏の中でどっぷりと生活してみるのもなかなか楽しいものですよ!興味を持たれた方はぜひ挑戦してください。

次回はお買い物マラソンについて書くつもりです。

それではまた。

【楽天ポイントの仕組みを解読!】1.ポイント明細の読み方編

こんにちは。突然ですが皆さん、楽天使ってられますか?

楽天には楽天経済圏などという言葉もあって、楽天の傘の下で”生活”していくことでとってもお得に暮らせることができるんです。

ですが、楽天のポイントの仕組みってとにかくわかりにくい…

お得な仕組みを提供しているのですが、「あわよくば利用者が間違ってその恩恵に預かれないとラッキー」くらいに思ってるんじゃないかと勘繰りたくなるほどわかりにくいのです。

そんなわけで、今回は楽天市場で物品購入する際のポイントのつき方について簡単に説明したいと思います。

そのためには重要な要素である、SPU(エス・ピー・ユー/スーパーポイントアップ)についてと、ちょうどいま開催中のお買い物マラソンについて、ここでは簡単に触れることにしますが、詳しくは別記事を書こうと思っています。

楽天ポイント明細

それでは実際にとある商品をカートに入れた時のポイントの内訳を確認してみましょう。

例えば、3,218円の商品を購入して、3,117ポイントも戻ってくることがあります。ポイントは内訳を確認することができますので、ちょと確認してみましょう。

その内訳は右の図の通りです。今回の場合、楽天スーパーディールの対象商品でしたので、まず50%のポイントがついています。普通の場合(スーパーディールでない場合)はここが1%です。

その下には、楽天モバイルや楽天プレミアムカードでそれぞれポイントがついています。これがSPUの仕組みです。おのおの+1倍とか+4倍という風に書かれていますが、これは本来なた1%分のポイントがつくところが、+1倍だと、合計で+2倍。この場合はポイントが2%つくことを意味します。ちょっとわかりにくいですが、楽天のポイント計算ではこの+何倍があちことで出てくるので慣れる必要があります。

SPUは別記事で詳しく触れますが、楽天の提供するサービスを利用する度に、購入商品の0.5%~1%ポイント還元が追加される仕組みです。楽天の携帯を使い、楽天で本を買い、楽天のクレジットカードを使い、楽天トラベルで旅行をするなどと、楽天の傘のもとで生活をすればするほど、楽天市場のポイントバックが大きくなり、つい楽天で買ってしまう。

これが楽天経済圏と言われるゆえんです。

さて、上記の明細では、下部にショップ買い回り6ショップ +5倍の文字があります。ですが、ポイントバックは0・・・ここがお買い物マラソンのポイントなのですが、ここも次々回詳しく説明することにします。

各々記事ができましたら、こちらからリンクでたどるようにします。楽しみにしておいてください。