ヨドバシ2021福袋の申込は2020年12月6日(日)午後11時59分まで。さぁ何を申し込もう!

(この記事の画像はヨドバシドットコムさんのWebサイトからコピーさせていただいております)

毎年恒例、ヨドバシカメラの福袋「2021年 夢のお年玉箱」。

今年は44種類。どれに申し込もうか迷ってしまいますね。

応募締め切りは今週日曜日の深夜までと少しの時間しかないですが、その間色々と悩むのも楽しいもの。

いくつか気になる福袋をピックアップして中身を予想してみます。

1.マイクロソフト・サーフェース編

  • 夢のお年玉箱2021 サーフェスProの夢 i3 128GB 価格:¥70,000(税込)
  • 夢のお年玉箱2021 サーフェスProの夢 i5 128GB 価格:¥80,000(税込)

この二つは、MS Surface Pro 7のi3-4GB-128GBモデル(定価 109,780円)、同じくi5-8GB-128GBモデル(定価 131,780円)であることは間違いないでしょう。

このi3モデル。非常に惜しいんですよね。今時のWindows PCはCPUはCore i3であれば普通に使うには十分なのですが、メモリが4GBなのは本当に惜しい。CPUよりメモリがボトルネックになってしまいます。この二つであればi5モデルのほうがお勧めでしょう。

ただ、i3モデルは定価に対し63%の価格、i5モデルは60%・・・これをどう見るか。。。おすすめのi5モデルのほうがお得なのは何かおかしい。例えば、i3にはオプションのキーボードがついていて、i5は別売とかあるのかもしれません。Surface Proシリーズは事実上キーボード必須なので、買わないといけないんですけどね。

なお、このブログは主に、Surface Pro 7のi5-8GB-256GBで書いています。今年の年初、ちょっと特売だった時期があり、ヨドバシアキバで購入したのです。なので、ちょっと親近感がわきますね。

2.アップル製品編

  • 夢のお年玉箱2021 アイパッドの夢 10.5インチ 価格:¥40,000(税込)
  • 夢のお年玉箱2021 アップルウォッチの夢 シリーズ5 44mm 価格:¥30,000(税込)
  • 夢のお年玉箱2021 Apple(アップル) SIMフリースマートフォンの夢 価格:¥73,000(税込)

iPadは明確に10.5インチと書かれています。加えて、TOUCH IDがついてそうな画像になっています。ということは、これはiPad Air 3ですね。

iPad Air3は、中身的にはiPhone XSと同等。性能的には問題はありません。問題はどのモデル(容量とSIM利用の可否)ですが、その前に今40,000円で一世代前のiPad Air3が欲しいかということになるでしょう。

今、iPadには、無印(第8世代)Air 4というエントリー~ミドルクラスの機種があります。取り敢えず安いiPadが欲しい人には無印が、ちょっといい感じのiPadが欲しい人には、iPad Air4のほうが向いていると思うのです。両機種ともiPad Air3より高性能ですし。

次に、Apple Watch。これは明示的にSeries 5とのこと。巷ではSeries 5は最新機種Series 6と比較して血中酸素濃度センサの差程度なので、価格によってはアリと言われていますね。

普段は、38,000円程度で売られているようですので、30,000円はオトクではあります。

ですがやはりSeries6が欲しくなってしまうという欲求もあります。

Series5のApple Watchが欲しい人には、行って良い案件かなと思います。

最後に、SIMフリーのiPhone。最新のiPhone 12シリーズであれば嬉しいところですが、このイラストはiPhone 11シリーズでしょう。となると、正直微妙な気がします。

性能的には十分とはいえ最新でないiPhoneに73,000円出せるか・・・
Proだったらまだしも、11だとちょっと悲しいですよね。

3.任天堂スイッチ編

  • 夢のお年玉箱2021 ニンテンドーSwitchの夢 価格:¥35,000(税込)

悩ましいのですが、ひょっとするとこれが一番正解なのかもしれません。

最近は少しこなれてきたという話も聞きますが、やはり入手が大変な任天堂スイッチ。

しかも、憶測ではありますが、過去にお年玉箱に採用された際はゲームが何本がついていたそうですので、当たると、そのまま楽しめますね。

さいごに

他にもデジカメとかレコーダーとか、どんな機種が入ってるんだろうとあれこれ考えるのは楽しいですね。

私は、まだどれにしようかと迷っているところですが、日曜日までに”何か”には申し込みたいと思います。

Chromebookってご存じですか?IdeaPad Duetを使ってみたら結構よくて驚いています。

皆さん、Chromebookをご存知でしょうか?

Chromebookは、Googleが提供するChome OSが動くPCです。このChrome OSというのは、中身がAndroidに似ていて、Androidのアプリがだいたい動いたりはするものの、基本的には、Chrome ブラウザを使って、そのブラウザ上で何かアプリケーションを動かして使うことを基本としています。

Web上のアプリケーションとして、例えば、Twitter、Facebook、GMAILなどが普通に使えます。また、同じChromeブラウザではありますが、AndoridやiPhone/iPadのChromeブラウザよりも、PCのWebブラウザにかなり近くて、PCのChromeでしかできなかったことが、概ねChromebookでもできるようです。

ChromebookのPCは基本的にかなり低スペック。Windows10を動かす環境としては力不足な、メモリ4GB、ストレージ64GBで十分快適に使えますし、CPUも非力な例えばATOMやCerelonなどでも特に問題なくサクサク動きます。そのため、PC本体のお値段が高くないのがうれしいところ。

そんなChromebookのPCですが、実はこれまでのところ、あまり注目していませんでした。所有欲をくすぐられる魅力的なハードウェアがなかったというのが大きな理由。

だったのですが、6月に発売開始となったレノボのIdeaPad Duet Chromebook
見た目よし、サイズ感よし、お値段も税込44,880円ととてもお手頃。これは気になります・・・

早速、情報収集。
IdeaPad Duetは、本体とマグネットで接続されているキーボードが外せるいわゆる2-in-1といわれるタイプのPC。大きさ的には、iPadとだいたい同じ。背面にはこれまたマグネットでひっついているカバーがあり、このカバーにキックスタンドがついていて、Microsoft Surfaceシリーズのように立てて使うことができます。

このIdeaPad Duet。みんな考えることは同じようで、発売と同時に多くのレビュー記事が書かれ、そこそこの人気に。そして、7月後半にはもうどこでも売っていない状況になっていました。

ビックカメラにて購入!

そんな最中、ビックカメラの某店舗で様子をうかがうと、なんと1台在庫があるとのことで、下調べもそこそこに早速購入!

開封!そして立ち上げ!

IdeaPad Duet Chromebookのおさらい

IdeaPad DuetはこんなスペックのPCです。

プロセッサーMediaTek Helio P60T ( 2.00GHz オクタコ)Androidでは中の下クラスのSoCです。
ディスプレイ10.1″ WUXGA 1920×1200 IPS 10点マルチタッチ 光沢ありお値段の割にはかなり高品位なディスプレイといえそう。
メモリー4.0GBPCとしては少なく感じますが、十分な容量です。
ストレージ128GBChromebookはクラウド前提なので、さほど容量は要らないそうです。
内蔵カメラ背面:800万画素 + 前面:200万画素あまり高性能ではありません。可も不可なく使えると言った感じ。

御覧の通り、かなり非力な構成に見えますが、使ってみると非力さを感じることは全くありませんでした。できることが少々限られているのと、シンプルなOSだから、このスペックでもサクサク動くのかもしれません。

プロセッサー(SoC)は、MediaTek Helio。Chrome OSによくある、Intel Atome/Cerelonではなく、それよりもむしろ非力なのですが、実は、Intelでなく、ARM系なので、androidアプリとの互換性が高いというメリットもあるのです。

2週間使ってみて・・・

実際にIdeaPad Duetを2週間使ってみた印象をいくつか述べてみます。

良いところ

  • サクサクな操作感
  • 立ち上げが一瞬
  • 複数ユーザーで端末を共有する使い方ができる
  • バッテリーのもち(15時間以上使えます)
  • デザイン(好みでしょうけど)
  • Androidのアプリも今のところ普通に動いている

気になったところ

  • 文字入力面(フリックが標準では不可。Gboard導入でフリック可となるが、キーボードを外すと設定が変更され、自動で戻らない)
  • 折り畳みキーボードが特に固定されない
  • キックスタンドが少々出しにくい

IdeaPadそのものの良し悪しと、Chrome OSの良し悪しが混在していますね。

Chrome OS自体がまだまだ発展途上なので、文字入力などは今後よくなっていくのではないでしょうか?いずれにせよ、使ってみて、「当たり」だなと思う端末でした。

最後になりますが、今まで買えなかったIdeaPad Duet。
どうやら、Lenovoの直販サイトの在庫が復活してきたようですね。

興味のある方、お試ししてみて損はないと思いますよ。

Surface Pro 7を約一か月使ってみました。

私は、MicrosoftのSurface Proを使っています。

これまでSurface Pro2を6年くらい使っていたのですが、このたびSurface Pro7に買い換えました。Pro2もまだ使い物になる状況ではありましたが、バッテリーが1時間程度しかもたなくなってしまっており、そろそろかなと思っていたところ、運よくMicrosoftのキャンペーンがあり、お得に購入することができました。

特に、私が購入できたCore i5 – 1035G4、8 GBメモリ / 256GB SSDのモデル は人気があったようでヨドバシカメラの店頭で飛ぶように売れていましたね。

SurfaceはMicrosoftの発売するPCで、主に2 in 1タブレット。PCでありながらキーボードを外してタブレットとして使える上タッチパネル搭載でデジタイザペンを使うこともできます。

Surfaceには多くのモデルが存在し、中にはお勧めしにくいモデルも。

今回は、Surfaceの中で、2 in 1 モデルである、Surface Pro、RT、Go、そしてPro Xについてまとめます。

Surface Proモデル

Surface ProはフルスペックPCで、”普通の”Windowsが動きます。PCで開発されたアプリケーションの互換性が確保されています。

過去のProシリーズをおさらいしておきましょう。過去の機種でも性能的には大きく見劣りすることなく現在でも十分に使いものになります。実際、私が使っていたSurface Pro 2も処理能力に極端な問題はありませんでした。これは、初代から一貫してSSDを採用していること古いPCながらディスク周りがボトルネックにならないからでしょう。

特にSurface Pro3以降は現行モデルまでマイナーチェンジを続けているだけですので、中古機を安価で購入することもお勧めできます。これらはサイズもほぼ同一で、ペンやキーボードの互換性もあります。ただし、ペンもキーボードも性能が向上しているので、新しいものがより良いのは確実ですが。

CPU主な特徴
Surface Pro第3世代Core i (Ivy Bridge) 初代モデル。バッテリー4.5時間が最大のネック
Surface Pro 2第4世代Core i (Haswell) CPU変更によりバッテリー持続時間が9時間に倍増
Surface Pro 3 〃実質フルモデルチェンジ。筐体デザインの変更、画面サイズの変更、デジタイザの仕様変更など。ある意味最初の完成形
Surface Pro 4第6世代Core i (Skylake) CPU変更。細部のバージョンアップ
Surface Pro (2017)第7世代Core i (Kabylake) 5代目だがPro5を名乗らず。ペンの性能が大幅に向上。LTEモデルの設定もあり。
Surface Pro 6第8世代Core i (Kabylake) マイナーチェンジ。ブラックカラーの設定
Surface Pro 7第10世代Core i (Icelake) 初代から6代目まで搭載されていたmini display portを廃止しUSB-C(PD対応)に変更

ProでないほうのSurfaceはフルスペックPCではありません

Surface (RT)

かつてSurfaceにはProのつかない無印のSurfaceが存在しました。

Surface (通称、Surface RT)と、Surface 2の2機種です。
ややこしいのですが、Surface 3は違います。

これらはIntelのCPUでなく、ARMアーキテクチャといういわばスマートフォン用のCPUが採用されていました。

Windowsが動き、MS-Office標準装備をうたってはいましたが、正確にはWindows RTというWindows 8に似た別のWindowsであり、アプリケーションの互換性はありません。Officeも普通に使う分には問題がないのですが、マクロの互換性もありません。

また、このWindows RTはもう開発が終わっており、この先のバージョンアップが望めないのです。

Surface/Surface 2は中古でたまに見かけます。このような機種であることを理解したうえで使う分には問題がないのですが、一般的にはお勧めしにくいSurfaceです。

Surface 3 と Surface Goは低性能ながらフルスペックPC

Surface Go

前述のARMアーキテクチャのSurfaceは2代で終わりました。

そして、登場するSurface 3。Microsoftのネーミングルールがこの辺でおかしくなってきているのですが、このSurface 3は、低性能ながらフルスペックのWindowsが動くSurfaceです。

ただし、CPUがAtom x7 という、あまり能力が高くないものですので、使用にあたりストレスが溜まることは必至です。

そのSurface 3 の後継モデルといえそうなのがSurface Go。
こちらは現行モデルで、2020年時点で店頭で売られています。

Surface Goは、Surface Proに比してかなりコンパクトな機種です。いつでもどこでも持ち運べるPCを目指していると思うのですが、この機種も能力は低め。搭載するPentium GoldはAtomよりかは幾分か高速ですが、Surface Proが採用するCore iやCore mとは比べ物にならないほど遅いです。

Surface 3とSurface Goは今時点で現役として使うことができます。性能に目をつぶることができる方、どのように使うかがはっきりイメージできている方以外はお勧めしにくいかなと思います。

そして新世代:Surface Pro Xについて

Surface Pro X

一番新しいSurface Pro がPro Xです。

ですが、このモデルの真価は2,3年後にわかると思っています。それまでは様子見ですね。

Surface Pro Xは、Microsoft SQ1というCPUが搭載されています。これは、簡単にいうと高性能なSnapdragon。すなわちスマートフォンのCPUでARMアーキテクチャなのです。
前回のWindows RTの失敗から多くを学び、Pro XのOSはWindow10。普通のWindowsに”かなり近い”Windowsに仕上がっているようです。

ですが、やっぱり一部のアプリが動かなかったり、とても遅かったりと問題は残っているのです。

Pro Xは、電池のもちが良く、LTEも搭載していて、常時接続もできるなど、CPUがSnapdragonであるメリットもあります。

ただ、最大の問題は互換性。このあたりが2,3年後どうなっているのか注目はしていきたいと思いますが、私は今時点ではPro X でなくPro 7を選ぶことにしました。